新鮮な海の幸や山の幸、山口の伝統、歴史から生まれた、山口を感じる逸品が揃う『やまぐち三ツ星セレクション』。地域商社やまぐち株式会社のオリジナルブランドです。そんなやまぐち三ツ星セレクションから今回ご紹介する逸品は、こちら!

華やかな純米大吟醸

ピンク色の鮮やかなラベルが印象的なボトル。一瞬おしゃれなロゼワイン?と見間違うような外見ですが、なんと、正真正銘の日本酒、山口県産の山田錦を100%使用した、純米大吟醸なのです。その名も『華ほのり』。

透明のお猪口に注ぐと、柔らかな桜色がとってもかわいらしいお酒です。

ちょっと一口……。口当たりまろやか、ほんのりと甘酸っぱく、なんだか春を呼び込んでくれそうな、軽やかな味わい。それでいて、後味はキリッと爽やかで、日本酒の深みも感じます。

ところで、この桜色の正体は、『赤色酵母』。酵母の突然変異で醪(もろみ)の中で赤い色素を製成するのだそう。特殊で発酵力が弱い酵母のため、アルコール度数があまり高くないのが特徴です。とは言っても、そこは日本酒。軽やかな飲み口についついお酒が進み、あっという間に頬も桜色に染まりました!

『華ほのり』の醸造元、酒井酒造へ

『華ほのり』の製造元、山口県岩国市の酒井酒造株式会社にやってきました。岩国といえば、五連のアーチが美しい錦帯橋で有名ですね。その錦帯橋を由来とした名酒、『五橋』の蔵元がこちらの酒井酒造です。訪れたのは酒造りの最盛期、二月の中旬。

特別に酒蔵の中を見学!

大きな甑(こしき)には蒸しあがった大量のお米。従業員の方が二人掛かりで放冷機に移していきます。仕込みは朝5時、6時の寒いうちから始めるのだそう。酒井酒造では、日本酒に使われるすべてのお米が山口県産。そして、酒造りに欠かせない水はもちろん、錦川の伏流軟水が使われています。さらに杜氏、蔵人まで山口県人というから驚き!「地の米、地の水を操ることができるのは、地の人だけ」というポリシーから、徹底的に地元、山口県にこだわっています。

こちらでは大きなタンクに、醪(もろみ)が仕込まれています。蒸し米、麹、水に日本酒の素となる酒母が合わさり、『初添』、『仲添』、『留添』という三段階の工程(三段仕込み)を経て、徐々に発酵が進んでいきます。

仕込んでから半月ほど経った醪。ブクブクと静かに発酵している様子が見られました。仕込みの最初の段階『初添』ではほんの少しの量だった醪が、最後には何倍にも膨れ上がります。微生物の力で発酵していく醪、まさに生き物のよう!

酒井酒造では、昔ながらの『木桶仕込み』の日本酒も製造されています。一時期は時代の移り変わりと共に途絶えていた木桶仕込みですが、酒井酒造では十数年前に新たな木桶を造って、木桶仕込みの日本酒が復活しました。

日本酒の未来

杜氏の仲間史彦さん。お父様の代から五橋の酒造りに携わっています。これからの日本酒について聞いてみると、

「酒造りの技術、例えば精米などの技術は高止まりしている状態です。それよりも、これからは人間の力の及ばないところ、『時間をかけて熟成された酒』というものが見直されていくのではないか」。

酒井酒造に現存する一番古いお酒は、昭和50年代に造られたものだそう。

「これから50年熟成されたものがどうなっているのか、私は味わうことができません。でも今作っていかないと、そういうものは未来には残らない」。

何十年もの時を経て熟成されたものには、それだけの価値がある。
「故 (ふる) きを温 (たず) ねて新しきを知る」
この土地にこだわりと誇りを持ち、酒造りを続けている酒井酒造の姿勢を垣間見たようでした。

酒造りに携わる人々や、そのストーリーを知ると、ますます味わい深く感じる日本酒の世界。やまぐち三ツ星セレクション『華ほのり』は日本酒を普段飲まない方にこそ、おすすめの一本です♪

やまぐち三ツ星セレクション
地域商社やまぐちのオリジナルブランドで、新鮮な海の幸や山の幸、山口の伝統や歴史から生まれた山口を感じる逸品です。『華ほのり』は地域商社やまぐちウェブストアでも販売中。

〈購入先〉
地域商社やまぐち公式サイト
http://www.ym-tc.co.jp/
ご購入はこちら↓
http://www.ymtc-webstore.jp/
電話:0120-414-716

〈製造元〉
酒井酒造株式会社
山口県岩国市中津町1丁目1-31
取材時期:2019年2月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
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酒井酒造株式会社

住所 山口県岩国市中津町1丁目1-31