小さなお子さんがいるご家庭はどこもそうだと思いますが、何もせずにまったり〜という休日は、わが家にはありません。

息子の「次のお休み、どこに行くの?」という問いかけは数日前から始まり、当日はいつものグズグズはどこ吹く風。誰よりも早く、颯爽と起床します。

そんな息子に「どこ行きたい?」と聞いて、即答する場所。それが、今回ご紹介する「やま」です。

「やま」とは、わが集落の裏手にそびえる標高619mの「嵩山(だけさん)」のこと。その眺望の素晴らしさと、頂上まで車で行くことができる手軽さから、ここ数年、人気うなぎのぼりの絶景スポットです。

わが家の目的地は、「嵩山・展望テラス」。先ほどの写真を拡大してみましょう。頂上付近に白い建造物が見えるでしょうか。あの場所で持参したお弁当を食べるというのが、定番の休日の過ごし方なのです。ええ、真冬であっても。

嵩山の前に立ち寄りたい絶景スポット「天狗岩」

ある冬の日曜日。前日に嵩山行きを告げられた息子のテンションは朝から高めです。ベッドから飛び起きると、朝食を勢いよく平らげ、出発を急かすようにお気に入りの帽子をかぶります。

颯爽と頂上に向かうその前に、せっかく嵩山に登るなら、立ち寄りたい場所があります。お弁当を持っての方ならなおさら。お腹を空かせるためにも、道中にある「天狗岩」への寄り道をおすすめします。

目印は、道中に立つ小さな木の看板だけ。存在を知らなければ、ほぼ確実に見落とすぐらい控えめにそれはあります。

おそらく初めての方は気付かず通り過ぎてしまうと思われますので、この風景をぜひ覚えておいてください。

突然視界が開ける、岩屋権現と書かれた石鳥居のある広い空き地。こちらに車を停めて、300mほど来た道を歩いて戻れば、まず間違いなく見つけられるはずです。

看板までたどり着いたら、あと少し。急な山道を下ること数分で、空に向かって突き出た巨石「天狗岩」が現れます。

もったいぶることなく、お見せしましょう。こちらが天狗岩からの眺めです。

ここからの眺めは、島に住んでいながら、いつ見てもハッとします。島の良いところをぎゅっと集めてみました!という感じで、瀬戸内海の雄大さとほのぼのした島の空気感が、この風景の中に詰め込まれています。

何度も来ている息子も、何を考えているのか、じっと座って対峙します。この景色を原風景として育つ島の子は幸せだな〜としみじみ思います。

わが家の絶景ランチスポット「嵩山・展望テラス」

天狗岩を後にして、いよいよ嵩山山頂です。

頂上にはパラグライダーやハングライダーの発射台があり、ちょっとユニークなロケーション。その向こうには本州の山々、瀬戸内の島々がどこまでもどこまでも続きます。

もはや絶景は満腹だと思いますが、ここからが本番。整備された登山道を進むこと数分。天空に浮かぶ、わが家のお弁当テラスがこちら!

空気が澄んだ日には四国まで見渡せる「嵩山・展望テラス」です。

眼下には瀬戸内海屈指の漁村が広がり、みかん畑や集落の様子をありありと見て取ることができます。

島にいながら、何度見ても見飽きない嵩山からの眺め。周防大島に来たら、一度は訪れてほしい場所です。

執筆:2019年1月
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嵩山展望テラス

住所 山口県大島郡周防大島町東安下庄嵩山