北九州市戸畑区にある「TIGERMILK BOUTIQUE SUITES」は、洋服、食器、調味料、コーヒーに手作りの焼菓子「カヌレ」…と、多彩なセレクトショップです。

「ギフトになり得るものを考えて仕入れています」と代表の矢野正隆さん。その言葉通り、国内外から厳選されたお洒落な品々は、誕生日プレゼント、手土産、お中元やお歳暮など様々な贈るシーンにぴったりです。

オープンから20年。北九州ならではのお土産開発にも取り組む矢野さんに、店作りへの思いを伺いました。

洋服とエスプレッソからスタート

アパレルショップで働いていた矢野さんが「TIGERMILK BOUTIQUE SUITES」をオープンさせたのは30歳のとき。八幡東区に店を構えました。

「洋服屋で、かつエスプレッソが飲めるお店にしたかった」と、服とエスプレッソマシンが置かれたバーカウンターのある店内は斬新で、10年前に戸畑へ移転してからもこのスタイルは変わりません。

フランスの焼菓子「カヌレ」

店の奥のショーケースにディスプレイされた「カヌレ」は、まるでアクセサリーのよう。

アパレル勤務時代に洋服の買い付けで行っていた思い入れのあるフランス・ボルドー地方の修道院で作られていたという伝統的な焼菓子に、矢野さんは惹かれたそうです。

5年ほど前から販売しているオリジナルのカヌレは、現在、「ダグリダ」というブランドで展開中です。

妻の千佳子さん手作りのカヌレ。「バニラ」「宇治抹茶」「エスプレッソ」「日向夏アールグレイ」など12種類のラインナップがあり、8種類ほどが日替わりで登場します。

生地を一晩寝かせ、オーブンで1時間じっくり焼き上げているため、外はカリカリ、中はもっちり!甘いバニラの香り、これまで食べたことのない食感、濃厚な卵黄の味わいが広がります。

どの味にするか迷うという方には、ギフトボックスに入った8個セットもおすすめです。

北九州のコーヒーギフト

昨年から積極的に取り組んでいるのが、北九州ならではギフト開発です。

きっかけは、北九州市立美術館分館からの「美術展とコラボしたギフトを企画できないか」という相談でした。自身がブレンドしたコーヒー豆のドリップコーヒーパックを3種類作り、美術展の絵をパッケージに描いたところ、大ヒットに。

さらに、北九州ギフトとして定番化させるため、市内のコーヒーショップ3店舗で焙煎された豆を使ったドリップコーヒーパック「KKJ Landcape Café−キタキュウランドスケープカフェ−」をプロデュース。パッケージにはそれぞれ、JR門司港駅舎の「大時計」、新日鐡住金八幡製鐡所のくろがね線を走る「列車」、そして北九州発祥といわれる「パンチパーマ」が描かれ、思わず手に取ってしまうインパクトがあります。

北九州空港でも販売しているので、全ての味と絵柄が楽しめる3種セットはお土産におすすめです。

作り手の思いを乗せて

20年間、「良い品物を」とジャンルを問わず求め続けた矢野さん。

フランス製のベレー帽、兵庫・加古川産のメリヤスアンダーウエア、市内で作られた古代米、お隣・苅田町にあるケーキ屋お手製のジンジャーシロップ、うきは市の茶葉、ポーランドの器やリトアニアのチョコレート…と、どれもこれも、作り手の努力や発想力がギュッと詰まったものばかりです。

作り手とお客さんをつなぐプロデュース力に、ますます目が離せません。

ホームページ:http://www.tigermilkbs.jp
Facebook:https://m.facebook.com/tigermilkbs

取材時期:2019年3月
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TIGERMILK BOUTIQUE SUITES

住所 福岡県北九州市戸畑区中原東3丁目13―39
TEL 093-883-8221
営業時間 10:00〜19:00
定休日 火曜日
URL http://www.tigermilkbs.jp