山口県生まれ、山口県育ちの私・芦谷(ここいろ編集長)が山口県のアクティビティや遊びを体当たりチャレンジする企画「編集長の、やってみた!」。

今回チャレンジするアクティビティは、「シーカヤック」です!

シーカヤックといえば、マリンスポーツの代表格。小舟を漕いでキレイな水の上をゆったりと進んでいくアレです。沖縄などのリゾート地でしかできないと思っていましたが、実は山口県でもできるんです!

今回の体験場所は、山口県熊毛郡平生町。下関市内からだと約2時間で行くことができます。集合場所の佐賀漁港に到着すると、すでにカヤックが数台用意されており少し緊張しながらもワクワクした気持ちが湧いてきます。

この日は晴天!海も穏やかで波もなく絶好のカヤック日和です!

一刻も早く漕ぎ出したいという気持ちを抑えて、まずは準備。事前に着て来た、濡れても大丈夫な服の上からスプレースカートとライフジャケットを装着します。スプレースカートとは、カヤックのコックピットに水が入ってこないようにするカバーなんですが、これ本当に大事です!

そして、こちらが本日ガイドをしていただく原康司さん。この方なんと、「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」(国立科学博物館主催)の漕ぎ手のキャプテンというではありませんか!

「人類の歴史」や「日本人のルーツ」を本気で探求するこのプロジェクトで、この夏当時の技術や知識だけを使い、手漕ぎ舟で台湾-沖縄・与那国島間(直線距離で110キロ)を渡る航海に挑戦するのだとか!とにかく凄い方なんです。(興味のある方はHPをチェックしてみてください)

海に出る前に、パドルの向き、持ち方、漕ぎ方のレクチャーを受けます。

簡単に漕げると思っていましたが、楽に長い距離を漕ぐためには色々とコツがあるそうです。

実際にカヤックにも乗ってみます。カヤックは思った以上に細長く入り口も狭いですが、コックピットの中は十分な広さがあり足を伸ばすこともできます。100㎏くらいの方でも乗れるそうなので心配はなさそうです。

漕ぎ方&乗り方のレクチャーを受けたら、いよいよ実践です!

乗った瞬間グラっと揺れて少し焦りましたが、よっぽどのことがない限り転覆はしないのでご安心を。シーカヤックの幅は60㎝前後。この幅から外に重心がかかると傾いてしまうので、常に頭を船の真ん中に置いておくイメージで漕げば大丈夫です。原さんの受け売りですが(笑)

浅瀬でまっすぐ進むコツや、止まり方、方向転換の仕方を練習したら、本日の目的地「佐合島」に向けて出発です!

佐合島は平生町の佐賀漁港から距離にして約1.5キロ、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ有人離島です。今回はカヤックでしか行けない島の裏側にある海岸を目指します!

全行程はおよそ6キロ。「10歳の子供でもできるんだから大丈夫よ」との原さんの言葉を信じ、気合を入れてパドルを漕ぎます。

カヤックに乗ってまず感じるのが水面の近さ!!

海に入るでもなく、船に乗るのでもなく、水面に近い目線でスイスイと進んでいくカヤックにはなんとも言えない爽快感があります。手を伸ばせばすぐに海に手を入れることができ、透き通る海の中を見ることもできます。「なにこれ!最高じゃん!!」とはしゃぐ私。超楽しい!

しかし、漕ぐこと40分。

「……あれっ?」徐々にみんなから遅れていることに気づきます。

「ちょ、ちょ、ちょっと待って〜」と必死に漕ぎますが、なかなか追いつきません。みんな余裕の表情でスイスイと進んでいます……。

ここから佐合島までの道中は、動画でお届けします。

原さんからレクチャーを受けながら、時にはしゃぎながら、海の上をゆったりと進んでいきます。優雅に漕いでいるように見えますが、けっこう必死です^ ^;

休憩を挟みつつ、漕ぐこと約1時間。目的地の佐合島に到着しました!!

海岸にタープを張って、しばしの間休憩タイムです。

「疲れた〜!!!」

日頃の運動不足のせいか、なぜか一人疲労感が漂っています。

原さんが手際よくコーヒーを淹れてくださり、奥様お手製のパウンドケーキをおやつにほっと一息。自然の中でいただくコーヒーとケーキはなんて美味しいんでしょう!

一息ついたら海岸を散策。さすが、シーカヤックでないと来ることのできない場所だけあってゴミもなく、とてもキレイな自然海岸です。

気づけばシーグラスを必死に探していました。

探し集めたシーガラスがこちら。まさしく自然が作り出す宝石です。

島でのんびりとした時間を過ごしたら、帰路に。「あの距離をまた漕ぐのか……」と思ってしまいましたが、訂正します。帰りも行きとは違う楽しみがありました!

何と言っても、少しずつ日が沈んでいくことで、輝く水面。優しい太陽の光が反射してキラキラと輝く光景は忘れられません。

休憩を挟んだからなのか、要領を得たからなのか分かりませんが、帰りは楽に漕ぐことができ、無事に帰還!!

シーカヤックを体験してみての感想……「めっちゃ癒される!」

漕ぐのは慣れるまで少し大変かもしれませんが、広い海の中、海風や水の音、潮の香りを感じながら、ゆったりとした気分で進んでいくと自然の雄大さを感じることができます。

便利な世の中だからこそ自然の中でのんびりゆっくり過ごすこともいいものだなと実感したシーカヤック。

みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

取材時期:2019年5月
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ダイドックオーシャンカヤックス

住所 山口県熊毛郡平生町佐賀2056-2
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