特に器用でもないし道具も持っていない。でも憧れてしまう休日の過ごし方DIY
この度全く経験のない私が最高のロケーションの中開催されたDIYイベント参加してきました。 

美しい海を望める休憩スポット 

ナイスビューパーク の全景

山口県の西の端っこ、「響灘(ひびきなだ)」を横目にまっすぐ走り抜ける県道252号線。海風を楽しむにはぴったりの爽快な絶景ロードです。 

望遠鏡を覗く人々その途中にある彦島ナイスビューパークその名の通り美しい景色が魅力の休憩スポット 

沖合に浮かぶ船視界に収まりきらないほど広い空、穏やかな海をゆっくり堂々と進む船、沖合に霞む工場の煙……しっとりとした海風を感じながら、美味しいサンドイッチでも食べたら最高の休日になりそう!
でも駐車場ゆっくり食事できるスペースなんて… 

作業前の東屋ありました。しかし、かなり古そうです今回はこちらの東屋リノベーションます 

みんなのものは、みんなで良くする 

竣工より30年この景観を楽しむ観光客や一休みするドライバーを毎日迎え入れ続けきた東屋は、どっしりと構えつつも、老朽化が進んでいました安全面の不安に加え、景観の悪化やゴミの放置が問題に。
そこで声を上げたのが「ヒコハツの皆さんです。 

みんなで作業する様子

「ヒコハツ!」は、彦島に建築設計事務所を構える鈴木浩介さん、工務店を構える原陽介さん、下関市役所勤務の松本勇弥さんを中心に、「“彦”島の“発”展」を願って結成された市民団体

もっと壁を低くベンチを高くして、座ったときの見晴らしを良くしよう」
海の見えるカウンターがあったら最高じゃない?
どんな姿に生まれ変わるのか、ワクワクしてきました。  

今回のリノベーションは全て、DIYで進められています。
DIY」とDo It Yourselfつまり「自分自身でやる」こと。東屋の解体や壁の板張り塗装などの作業自分たちの手で進めています。ついでに東屋周辺の草刈り清掃行いました。 

大人も子供も一緒に協力する様子なぜDIY方式を採用されたのでしょう?ヒコハメンバーの鈴木浩介さんに伺いました。
この場所や建物は誰のものでもない、公のもの、みんなのものです。だからみんなで良くするのは当然で。もちろんお金を払ってプロに頼んだ方が楽だし、クオリティも高いけど、こうして苦労してみんなで作ったことが思い出に残って、愛着が湧いて、大切にされていくと思っています  

意外と本格的なDIYに四苦八苦 

まず私が挑戦したのは「ヤスリ」。
廃材を再利用するため、木材の表面にヤスリをかけ、綺麗にする必要があるそうです。
紙ヤスリを使地道な作業を想像したのですが、手渡されたのは電動ヤスリ。スイッチを入れて動かすだけこれはかなり楽なのでは?という私の甘い見通しとは裏腹に、 

暴れるヤスリヤスリ、大暴れ!!! 

体重を乗せてしっかり押さえないと思った通りにヤスリをかけられません。 

電動ヤスリに体重をかけている1本の木材のすべての面にヤスリをかけ終える頃には、服は木くずまみれ、腕はジンジンと痺れ、手のひらは真っ赤になっていました。誠心誠意ヤスリをかけたこの木材たちは、ベンチの座面になるとのこと。思い入れもひとしおです。 

鮮やかな朱色の塗料を渡され、東屋の壁に塗るよう指示されました。仕上がりを左右する責任重大な仕事に、急に緊張感が高まります。これは絶対に失敗できないな……見るからに及び腰の私に、皆さんが口々にアドバイスをくださいました。
「結構シャバシャバ垂れやすいから、ハケの水気をかなり切ってやった方がいいですよ」
「木目に沿って塗ると滑りがいいからやりやすいよ」
皆さんの助言を反芻しながら、覚悟を決めて、塗る! 

塗る1塗る!! 

塗る2塗る!!! 

塗る3この上なく慎重に真心込めて塗っていると、皆さんが「棟梁」と慕う大工さんから声をかけられました。
「お、丁寧で上手やねえ。上出来や。すぐ隠しちゃるけえ!」
「わーい、ありがとうござえ?隠すですか?」 

隠される1隠されました

隠される2乾くか乾かないかのうちに隠されました 

私が任された塗装は表面仕上げではなく、下地材の防腐用だったようです。
いいです。丁寧に越したことはないだから。いい(泣) 

そろそろお昼。お腹が空いてきたところに見覚えのあるトラックが現れました。
以前キャンピングカーをお借りした(株)みともさんが今日の噂を聞きつけ、キッチンカーver.の軽トラで駆けつけてくださったのです。 

キッチンカー

 → 超インドア派の編集長がキャンプに挑戦【編集長のやってみた!キャンプ編】

青い空と青い海に囲まれ、心地よい疲労を感じながら、一緒に作業した仲間とほおばる焼きおにぎりのなんと美味しいことか!
焼きおにぎり

みんなが自由に楽しむスポットに

ナイスビューパークのこれからについて「『みんなのカウンターになってほしいです」と語る鈴木さん。  

前の東屋は壁が高く閉鎖的で、ここのポテンシャルを活かしきれていなかったですよ。この高さのカウンターなら、海を眺めながらお昼を食べてもいいし、夜バーカウンターにしてもいい。今日みたいにキッチンカーが来てイベントがあってもいい。みんなが色々な使い方を思いついて、実現できるような、そうやってこの場所から彦島や下関が盛り上がっていくような、そんなスポットになってほしいですね」 

子供達に景色を見せる鈴木さん作業が終わる頃にはすっかり暮れてしまい、生まれ変わった東屋の写真は残念ながら上手くませんでした。
みんなの自信作から見渡すナイスビュー、ぜひ一度ご覧ください。 

夕焼け逆光

 

彦島ナイスビューパーク 

住所|山口県下関市彦島迫町6丁目1−40

ヒコハツさんのその他の活動はこちら