⑤さつきカフェ(山口県柳井市)
山口県にたった二人しかいないという、「野菜ソムリエ上級プロ」の柳井さつきさんが営むのは、柳井市の「さつきカフェ」。これまで講演や調理指導、執筆活動を通して野菜の面白さを伝えてきた柳井さんが「人が集まり、食べて楽しめる場を作りたい」と2018年にオープンしました。
いつまでも食べていたくなるような「温かみ」を感じる品々は、どれも野菜が本来持つ美味しさをそのまま味わってもらえるよう薄味に作られています。あなたも野菜の奥深さに目覚めてしまうかも!
⑥百日紅(山口県周南市)
続いては周南市の「百日紅(ひゃくじつこう)」。栄養士として活動していた平井さんは「安全な農作物で何か作ってみよう」とまずは生姜シロップやひじきクラッカーなど加工品づくりをスタート。2019年には実家の茶室を改装し、カフェとして開放しました。
シンプルなランチ、「おにぎりプレート」には有機野菜を使った旬のスープや祝島産びわ茶がセットになっています。書棚には本好きの平井さんがセレクトした本が並び、ゆったりと読書の時間も楽しめますよ。
⑦Taverna TABETA?(山口県周南市)
人口約1,600人の周南市三丘(みつお)地区にある「Taverna TABETA?(タベルナタベタ)」。様々な視点から少子高齢化、人口減少など地域の課題に取り組む、「ずっと子どもがいるまちプロジェクト」の一環としてオープンしました。
彩り豊かな「玉手箱ランチ」には地元産の野菜がたっぷり使われており、どこかホッとする味わい。週末には三丘小学校の子どもたちが「子ども駄菓子屋」を開くなど、地域内外の人たちの交流の場となっています。
⑧中浜農園(山口県岩国市)
「しっかり土づくりができれば、農薬や肥料を使わなくても十分実る」
そう話すのは岩国市の有機農家、中濱良太郎さん。約2ヘクタールの田畑で育てるお米や約80品種の野菜、そのどれもが生命力に溢れています。
農作物の販売だけでなく、11月〜3月の農閑期には、完全予約制の農家レストラン「農家厨房 月城丸」を週二日営業。中濱さんが育てた農作物の安全性と品数の多さから人気の高いランチは、一見の価値ありです。
自然が豊かな山口県内には、安心安全で美味しい野菜を育てている農家さんがたくさんいます。購入した食材を使って料理するのもいいですが、たまには誰かが手をかけて作ってくれたものを食べに出かけてみてください。きっと体も心も癒されて、明日からまた頑張ろう!そんなパワーが湧いてきますよ。
echo $txt; ?>
} ?>