「カフェを通じて、地域や住民の暮らしを豊かにしていきたい」−。
下関の住宅街にたたずむ打ちっぱなしのコンクリートが目を引くカフェ「CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS」は、そんな思いでコーヒーと心地よい空間を届けています。
運営する合同会社「CRAFTSMAN」共同代表の青山高志さんにお話を伺いました。
コンクリート打ちっぱなしに黒が基調の「カッコいい!」店内
「CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS」は2016年10月にオープン。
店内に入ると、コンクリートがむき出しになった壁にレンガが組み合わさり、中央には大きなガラステーブル、奥には黒を基調にしたオープンキッチンが見えます。無機質なようで、高い天井と大きく張られたガラス窓から差し込む光が開放感と温もりをもたらし、まるで海外の店を訪れたかのよう。文句なしのカッコよさです!
スポーツ界からカフェへ転身
学生時代、スポーツイベントの企画や経営を学んだ青山さん。卒業後は5年ほどスポーツメーカーで働いていましたが、大学時代の友人に誘われ、縁もゆかりもなかった下関へ。
「全くの畑違いに見えますが、僕にとっては一人ひとりのライフスタイルの充実や地域作りを考える軸が『スポーツ』から『コーヒー』に変わっただけなんです」
厳選した豆を自家焙煎
コーヒーは品質・鮮度にこだわった豆を自家焙煎して提供。中煎りで、すっきりとした味わいが特徴的です。
また、ラテやチャイ、自家製パンを使ったサンドイッチやスイーツといった軽食メニューも充実。スタッフが客の好みやその日の気分を伺いながら、一品をおすすめするなど、丁寧かつほどよい距離感の接客がとても心地よいです。
暮らしを豊かにするカフェ
ゆっくりコーヒーを堪能したり、静かに読書をしたり、お友達や家族とおしゃべりをしたり……。多様な楽しみ方ができるカフェ。
「以前、花屋さんが店でディスプレイする花を生けてる時に、ちょうど、お花に興味があったお客様がいらして、そこから新しい出会いが生まれたこともありました。コーヒーを飲んで終わり、じゃない。ライフスタイルの広がりや充実につながるのがカフェをやっていての醍醐味かなと感じています」
下関市役所前に新店舗オープン

9月にオープンする「TAGLINE by craftsman coffee roasters」の完成予想図(合同会社「CRAFTSMAN」提供)
今年9月には、待望の新店舗「TAGLINE by craftsman coffee roasters」が下関市役所前の市民広場に登場します。
営業時間を朝から夜までに拡げ、モーニングやクラフトビールなども提供。「様々な時間帯に気軽に立ち寄ってもらい、カフェをより身近に感じてほしいです」
広場を活用したイベントも計画中。「下関は山も海もあり、また素敵なお店も多い。そういった点在する『資源』をつなぎ、高め合うことで、地域を活性化していきたい。何より、下関の地元の人たちにその魅力を知ってもらいたいですね」
執筆時期:2020年7月
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CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS
住所|下関市山の田本町7-5-1F
Tel|083-242-2016
営業時間|11:00〜19:00(平日)、9:00〜18:00(土日祝日)
定休日|木曜日(不定休あり)
(9月は1ヶ月臨時休業、10月より週3日の短縮営業、11月より通常営業の再開予定)
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} ?>住所|下関市南部町1-1
Tel|083-242-1855
営業時間|7:30〜18:00(日月)、7:30〜20:00(火水木)、7:30〜22:00(金土)
定休日|不定休(月2日ほど)