山口県周南市。市街地から離れた国道2号線を走っていると、住宅地のなかに「うなぎ」と書かれたのぼりが立つ店舗あります 

このお店。店名は「めん工房」とあるものの、メーンはあくまで「うなぎ」。
「ここで営業を始めて25年。焼き方もたれも、とにかく美味しくいただいてもらうために研鑽し続けてきたんよ。まあ、食べてみて」。そう話す店主の原恒義さんに勧められるまま、まぶし桶をいただいてみました。 

まぶし桶

まぶし桶

うなぎ特有のこってりした食感に、濃厚で深みのあるたれがぴったり。取材を忘れてどんどん箸が進んでしまいました。  

美味しさの秘密は「国産」「焼き方」そして「たれ」 

うなぎは九州産のみを使用。「国産でないと。輸入ものとは、味も香りも全然違うからね」のなかでも、若いうなぎを選んで仕入れているそうです。「肉質が柔らかくて、厚みも十分あるのに余分な脂がない。しかもそして甘い。それを下火焼きにすることで、さらに脂が落ちて、美味しく焼き上がるんよ」 

うなぎを下火で焼き上げる原さん

焼きながらつけるたれも、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を素材から厳選して編み出したオリジナル開店以来、注ぎ足してきた熟成の味。甘さ控えめで、うちのうなぎが最も美味しく感じられるように仕上げてるんよね。スーパーでうなぎ買うとたれがついてくるでしょう。ああいうものとは全くの別物思ってください」  

テイクアウトも人気。手土産に10個注文する人も 

うなぎに向き合ってきた長い年月と、妥協のない工夫が生み出した原さんの一度食べると「これまで味わってきたのとは、全然違う」と魅了され、郊外にあるこのお店まで何度も足を延ばすお客さんも少なくありません原さんによると、名古屋名物の「ひつまぶし」と同じように、一膳目はうな丼として、二膳目はわさびと薬味をまぶして、三膳目は番茶を掛けてお茶漬けにして食べる常連の方も多いそうです。  

その「げんきや」のうなぎ。新型コロナウイルスの影響を受け、テイクアウトもできるようになりました。 

テイクアウト用のまぶし桶

「このところ良く出ますね」と原さん。お仕事関係の方への手土産にと、10個注文された方もいらっしゃるそうです。 

「めん工房」というだけに、粉から挽いてつくる自家製の手打ちそばなども提供しています。でも、原さんの売りはやはり「うなぎ」。 

「とにかく一度、食べてみてください。国産うなぎの本当の美味しさ十分分かっていただけるはずですから 

 

執筆時期:2020年9月
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めん工房げんきや

住所|山口県周南市夜市2511-2

営業|11:00~15:00、16:00~20:00 

定休|不定休

TEL|0834-64-4332、090-8997-4332(うなぎ予約専用)