ひと

share
  • Facebook
  • Twitter
  • Pinterest

2019/03/03 【広島】広島

天然繊維「ラミー」で作られた新感覚ソックスが登場。抜群の吸湿速乾性の秘密と靴下に込められた思いを開発者に聞いてみた!|インナー・ファクト[PR]

by 甲斐 寛子
愛媛県出身。大学進学を機に広島へ。卒業後いったんは地元で就職するも、あまりに広島が好きすぎて再移住。好きな食べ物は焼き立てのパン。現在は広島のパン屋さんで働きつ…

このライターの記事を読む

一日中靴を履いて仕事をする人にとって、足ムレの解消は永遠の課題ですよね!かく言う私も、生粋の立ち仕事(パン屋)。足の不快感はもちろん、急な会食や仕事終わりのデートで「お座敷」になんて案内された日には…。大きな声では言えませんが、臭いや足跡が心配で気が気ではありません(泣)

そんな私は今回、ある広島の会社が「足のムレない新感覚ソックス」を開発したとの情報をキャッチ!さっそくAmazonで購入し、詳しいお話をうかがってきました。

訪れたのは、スポーツ用品の開発・販売を行うインナー・ファクトさん(広島市安佐南区)です。

【代表の首藤(しゅとう)浩太さん】


-こんにちは!(甲斐)

「こんにちは!よろしくお願いします」(首藤)


-話題の五本指ソックス、購入させていただきました!立ち仕事をしているのですが、家に帰って靴下を脱いでも足の裏がさらさらでびっくりしました。

「ありがとうございます」

-私が買った時はオンラインでもあちこち品切れでした。好評なんですね。

「はい。早くたくさん作るのが難しいので、少し生産が追い付いていない状況です」


-「早くたくさん作れない」というと?

「このソックスは『ラミー』という天然繊維でできているのですが、普通の靴下と同じ速度で編むと途中で糸が切れちゃうんです。ミシンを使って手作業で縫うところもあります」


-えっ、一足ずつですか?

「はい。肌に負担をかけないよう履き口の部分を外に折り返して縫っているのですが、機械で編むのがとても難しく、一足ずつミシンで仕上げています」


-初めて耳にしたのですが、「ラミー」とは?

「吸湿速乾性にものすごく優れた麻の一種で、夏用のTシャツや冷感インナーに入ってたりします」


-ラミーが衣料品に使われるのは、割と一般的ということでしょうか?

「そうですね。ただ、普通は入ってる割合がとても少ないです。先ほども言ったように作るのが難しいので、大抵6~7割は化学繊維。うちは反対で、原料の約78%が天然繊維のラミーです」


-78%も!どうりで速乾性がすごいわけだ。

-ちなみに書かれてないんですけど、防臭効果もありませんか?臭いが気にならなくなったのですが。

「化学的な防臭加工はしていませんが、原因となる足ムレを解消できるので、臭いも抑えられるんだと思います」


-天然繊維にこだわるのはなぜですか?

「このソックスは元々マラソンやトレイルランの選手向けに開発し始めたものなのですが、自然の中でスポーツをしていると、選手にも自然志向の人が多くなります。

食べるものや身に着けるものについて『できるだけ自然なものを』と意識している方々に納得してお使いいただけるよう、天然繊維にこだわって作りました。

ラミーはその中でも特に成長が早く、環境負荷を抑えることができます」

ラミー(苧麻 ちょま)。速乾性が高い上に水分を含むと耐久性を増す性質があり、ドライ感と丈夫さが必要となるソックスにはまさにぴったりの素材】

-開発中、大変だったことはありますか?

「はい。足指の長さの調整に苦労しました。

先ほど申し上げたトレイルランという競技では長い時は100マイル(約160km)もの距離を走るのですが、僕が応援しているある選手の方が親指の腱を切ってしまい、指が上向きに反っていたんです。

『指先に穴が開かない』というのは靴下屋永遠の課題なので、時間をかけて取り組みました」

-具体的には?

「選手のみなさんにサンプルを配り、使用感をヒアリングして改良を重ねました。結局、10回くらい繰り返したと思います」


-10回!

「足指の長さは人によって違うので大変でした…」


-市販のものよりちょっと長めの設計ですよね。突っ張る感じがなく、指がちゃんとバラバラになり自由に動かせました。

「市販のものは、基本的にどれも足指の部分が短すぎるんです」


-指が自由に動くからなのか、立ち仕事での足の疲れが減りました。足指クッションを使ったり足の甲に湿布を貼ったりすることもなくなりました。五本指ソックスって正直ちょっと履きにくくて抵抗があったのですが、靴の中で指どうしが傷付けあってマメができることもないし良いですね。

「ありがとうございます。実は生地の速乾性の方も、豆などのトラブルを防ぐのに大きく関わっています」


-というと?

「マメの原因って要するに摩擦なんですけど、摩擦って濡れた状態だと大きくなるんです。汗をかくとTシャツが肌にはり付くじゃないですか?あれと同じです」


-ああ~。確かに!

「足がドライな状態を保つことは、摩擦による足のトラブルも予防することができるんです」


-臭いの予防といい、良いことずくめですね。

「ちなみにこれが、インナー・ファクトのソックスとそうでないソックスを履いた時の、競技後(トレイルラン)の足裏の写真です」


-わああああ(自主規制)

(写真の方はお見せできないのですが、トレイルランという競技がいかに過酷かわかりました。砂利道やぬかるみなどのオフロードを何十キロも走るということは、自分の汗や水たまりなどの外的水分、そして長時間の強い摩擦との戦いです(足の目線)。吸湿速乾性の高い靴下を履かなかった場合の足裏は、はっきり言って一般人から見れば「怪我」に近いような状態。インナー・ファクトさんのソックスは、こういった究極的な状況を想定して作られている本気のソックスなのだということが分かりました)

-さて、気を取り直して。「インナー・ファクト」という社名の由来は?

「公には『インナーを作るファクトリー』の略なのですが、事実とか真実といった意味も込めています。小手先の商品ではなく、筋の通ったものを販売したいという気持ちです」


-なるほど。

「ロゴデザインは、筆のはらいをイメージしたものです。麻(ラミーのこと)には『魔を祓(はら)う』という言われがあるらしく、お坊さんの袈裟(けさ)なんかにも麻が使われてるんですよ」


-おおー。魔を祓うとは、なんだか縁起もいいですね。

商品も考え方も、たくさんの人に支持されそうです。大型店に卸す予定はないんですか?

「はい。互いの人となりが分かるような関係性が好きなので、大型店には卸しません。

お客様のご要望を吸い上げやすいのも良いところで、昨年8月に発売してから今日までの間に、もう2、3回こっそり改良しています」


-えっ、すごいペースですね!

「はい。改良だけでなく新商品も開発中で、今年はラミーの吸湿速乾性を活かしたビジネスソックスを発売する予定です。

現行の商品はスーツの裾から肌が見えたり靴を脱いだ時の印象がカジュアルすぎたりするとのことで、そういったビジネスマンの方々にお応えすべく作り始めました」


-おおー!それ、私も欲しいです。発売楽しみにしてます!

----------------------------------------------------

今回お話をうかがったインナー・ファクトさんのソックスはさすがのアスリート仕様。ムレなさの本気度が違いました。ソックスの高い機能性はもちろんのこと、エンドユーザーに対するその誠実な開発姿勢にも感動。インナー・ファクトさんのソックス、これからも愛用させていただきます!


公式HP:http://inner-fact.co.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/株式会社インナーファクト-innerfact-Inc-1837443416311727/

取扱店、公式HPほかAmazonでも販売中

取材・文 甲斐寛子
写真  中村啓太郎

取材時期:2019年2月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:甲斐 寛子
このライターの他の記事を読む

Spot Information

株式会社インナー・ファクト

住所 広島県広島市安佐南区八木8丁目13-7 フレックス上八木3階
TEL 082-207-4373
URL http://inner-fact.co.jp/

Google Mapで開く

 

Ranking