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2018/08/07 【山口】小野田

【まちに人あり歴史あり】特別な日に行きたいとっておきディナー

旅好きの心を震わせる魅力満載の海沿いレストラン

旅と食とは切っても切り離せない関係です。

事前にガイドブックやWebで名店をチェックして行く派の人もいれば、現地に着いて店構えを見てから決めたり、エリアにくわしい人におすすめを聞くこともあるでしょう。

今回紹介するお店は、どんなタイプの人にも胸を張って伝えられる名店です。


「ソル・ポニエンテ」、2001年にオープンしたスペイン料理店です。

端的に言えば、ここの魅力は「夕陽と名建築とスペイン料理」、そう、旅好きの心を震わす代表的なキーワードがそろうんです。
一度見たら忘れられない洗練された空間に県外や海外からのゲストも多く、本物を知る大人たちの隠れ家になりつつあります。

 

看板料理は旬の具材を主役にした本格パエリア

今回お話を聞かせていただいたマネージャーの福井さんによると、オープンのきっかけは、焼野海岸をより快適なレクリエーションエリアとして盛り上げていこうという「C.C.Z.(コースタル・コミュニティ・ゾーン):地域の人々と海辺を結ぶ、ふれあいの空間」構想でした。

地元企業と自治体が一体となり、ホテル建設や銭湯など多様なアイデアの中から検討を重ねた結果、焼野海岸から望む海の景色と美しい夕日など、恵まれた立地条件を生かせるスペイン料理店を開こうという計画が立ち上がったそうです。

パエリアをイメージするとお気づきかと思いますが、スペインも山口県同様、海に開かれており、海産物に恵まれたエリアです。
「ソル・ポニエンテ」があるきららビーチ焼野のすぐそばには刈屋漁港があり、そこから水揚げされる新鮮な魚介類を使えるという点がこの地でオープンする後押しとなりました。


実際、お店ではどんな料理が楽しめるのかというと、しっかりボリュームのある華やかなコース料理を基本に、アラカルトの看板メニューはほとんどの人が注文するというパエリア。
具材は月替わりで、2018年の1月は牡蠣、2月はアサリと釜揚げしらす、春になれば長州鶏とタケノコ、6月はシジミで7月がエビとリピーターを飽きさせません。
福井さん曰く、「コース料理だけでもおなかいっぱいになるボリュームですが、みなさんパエリアも注文されるので、締めの自家製デザートを召し上がった後はとても満足された笑顔で帰られます」とのこと。


行く前はおなかぺこぺこの状態で行くことをおすすめします。

 

隈研吾建築の空間を中から楽しめる贅沢

レストランらしく、まずは食の話からはじめましたが、同じぐらい注目していただきたいのが建築デザインなのです。


設計を手掛けたのは、日本を代表する建築家・隈研吾氏。
これまでの作品は「歌舞伎座」「サントリー美術館」など数え切れないほどありますが、隈氏が建築をする上で常に大切にしているのは自然やその土地の環境が持つ声を聞き、決して建物を目立たせ過ぎないことだそうです。


「和の大家」と呼ばれることもある氏の建築は、温かみのある木を組み合わせて織り成すシャープな表情が印象的で、近年は、新国立競技場のデザインを担当することが決まり、話題になりました。

この「ソル・ポニエンテ」も天井・壁・床やテーブルに、さまざまな表情の木を使っています。


レストラン棟と喫茶棟を左右に分け、その間の道を通じて陸と海をつなぐという大胆な設計は20年近く経つ今もなお新鮮な印象を持ち続けています。


外壁の穴の開いたレンガやガラス張りの店内が、海や太陽がもたらす光を遮ることなく、優しく受け止め、通しています。


名建築を巡って旅をする方も少なくないそうで、エントランスに密やかに掘られた隈氏のサインはじめ、ここを訪れた人だからこそ撮れる角度や名スポットも見逃せません。

 

日本の夕陽百選に認定された絶景をおいしい食事と

店があるきららビーチ焼野は、日本の夕陽百選に選ばれたスポットで、瀬戸内海に沈む夕陽も、それはそれはもう美し過ぎるのです。


他にも夕陽がきれいな景色は時々ありますが、車が停めづらかったり、周囲が騒がしかったり、「夕陽以外の要素がイメージと違う」なんてこともめずらしくありません。
だけど、ここは「夕陽がきれいな場所はこうあってほしい」という理想の景色に近いです。
友人や家族、恋人……あなたの大切な人と訪れて、言葉では言い表せない素敵な夕陽を目に焼きつけてください。


海と空と柔らかな緑の芝生だけが見える素晴らしい景色の中で、1kmほど続く遊歩道を散歩すると「幸せの鐘」もあります。これはもう鳴らしておくしかないでしょう。


きららビーチ焼野にある夕陽と建築とスペイン料理の「ソル・ポニエンテ」、その魅力の一端が伝わったでしょうか。
近年は海外からのゲストも少なくないそうですよ。
同じく隈研吾氏が建築した「きららガラス未来館」とともに訪れてみてください。



取材:2018年7月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

Spot Information

ソル・ポニエンテ

住所 山口県山陽小野田市きららビーチ焼野
TEL 0836-89-0080
営業時間 11:30〜L.O.14:30、17:30〜L.O.20:30、土日祝は11:00〜、17:00〜 10月〜2月は17:00〜、喫茶11:00〜L.O.17:30、土日祝は10:30〜L.O.17:30
定休日 火曜(祝日の場合は翌平日)
URL http://www.sol-poniente.co.jp/

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