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2019/06/24 【北九州】北九州

気負わず、ラフに、ゆったりと。築120年の古民家カフェでいただく体に優しいお昼ごはん|ピアスペース のーてぃす

by 安川 香子
北九州生まれ、北九州育ち。 出版・WEB製作会社で営業職を経験後、イベント運営業務に携わる。 その後、結婚出産を機に退職。 現在はフリーで取材、ライティング、イ…

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きちんと気分転換することでうまくいくことって、日常の中にたくさんありませんか。

流れていく日々の中で少しだけ立ち止まり、流されない自分を取り戻す。そんな大切な時を過ごす場所を探している方にぴったりな古民家カフェが北九州・木屋瀬にあります。

かつて長崎街道の宿場町として栄えた木屋瀬。今も残る古い町並みは江戸時代の風情が漂い、懐かしい薫りがする町です。その町並みに溶けこんだ古民家カフェ「ピアスペース のーてぃす」のオーナー・神保明美さんにお話しを伺ってきました。



ピアスペースに込められた想い

「人が来てほっとするような、草の根のカウンセリングをしたい。そのための“場”をつくろうと思いました。なぜだか分からないけれど、ここに来ると心が和らぐと言ってもらえると嬉しい」と話す神保さん。

「ピアスペース=peer space」には仲間同士が不安や悩みを本音で語り合うことができる場という想いが込められています。「誰かと話すことで、自分の気持ちに気づけることってありますよね。その気づきを大切にして欲しいと思っています」



栄養豊富な口伝のレシピを受け継いで

もともと小倉の商店街で陶器を扱うお店を営まれていた神保さん。木屋瀬の町並みと人柄に惹かれて頻繁に訪れるようになりました。そんな中、出会ったのが古民家の大家さん。その溢れる郷土愛に心動かされ、木屋瀬での開店を決意しました。「のーてぃす」のお昼ごはんはヘルシーで栄養豊富な野菜中心の料理。大家さんから教わった家庭料理のレシピがメニューに受け継がれています。肉・魚類をほとんど使用せず、旬の野菜たっぷりの料理は主にあご出汁を使った繊細な味付けで、素材の持ち味が引き出されています。

【メニューの内容は時期により変更】

おすすめは「おから」です。粗挽きした北海道産の大豆を使用し、粒感の残る食べ応えある一品。“しっとり”ではなく”パラパラ“としています。人参、ニラ、生姜、しいたけ等多くの野菜が含まれ、栄養満点!ふりかけのようにごはんに載せて食べるのもまた美味です。

ごはんは古代米の黒米・赤米・緑米をブレンドしたもので、モチモチした食感で箸が進みます。1杯おかわりできますよ!



“居心地のよさ”にこだわった空間づくり

店内にある小物雑貨や家具などは神保さんがセレクトしています。数は多くありませんが、作家や職人などが制作した一点ものばかりで個性が光ります。

お店で使っている食器の多くは陶芸家・瀬戸口真さんに特注で作ってもらったもの。料理が美しく見えるように丁寧に仕立てられています。

【長崎県・波佐見で工房を構える瀬戸口真さん】 

【店内に飾られる一輪挿しも瀬戸口さんの作品】

【座敷スペースが広がり、穏やかなBGMとやや暗めの照明に心が和らぎます】



この場を守り続けていくために

「オープン当時から共に歩んできたスタッフがしっかりとやってくれているので安心です」とほほ笑む神保さん。木屋瀬で開店して今年で17年目になります。「私たちは不器用な人間です(笑)。日々同じことを続けることが得意なので、受け継いで来たこの場所をこれからも変わらず大切に守り続けていきます」

取材を終え、帰り際にふと振り返ると、この玄関口が「いつでも待っているよ」と言ってくれているような気がしました。

「何だか最近うまくいかないぁ」「気分転換したいなぁ」

と思っている方、靴を脱いでゆっくりと寛ぎに来てくださいね!
 

取材時期:2019年5月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:安川 香子
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Spot Information

のーてぃす

住所 福岡県北九州市八幡西区木屋瀬4丁目11-5  ※駐車場有
TEL 093-617-9977
営業時間 10:30~17:00
定休日 月曜・第1,3火曜(祝日の場合、翌日)
URL http://pan.starfree.jp/

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