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2019/09/15 【山口】長門

インパクト大!いま気になる移動式販売トゥクトゥクカフェ|TukTukCafe

by 松田 澪衣菜
埼玉県出身、山口県在住。ソーシャルメディアに特化した広告代理店に勤務後、2年前に萩市にお引越し。現在はゲストハウスで勤務する傍ら、古道具屋を営んだり、萩の魅力を…

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一度目にすれば、誰もが振り返って見てしまうであろうTukTukcafe。その名の通り、トゥクトゥクにキッチン機能が付帯されたキッチンカーです。一体どんな人物がこんな一風変わったお店を営むのでしょうか。



トゥクトゥクって知っていますか?

そもそもトゥクトゥクとはどんな乗り物なのか、気になる方もいるでしょう。

トゥクトゥクは、アジア圏諸国で主に自家用車として活用されている三輪車のこと。日本では、普通自動車免許の取得で運転をすることができます。

今回ご紹介する津田さんは、このトゥクトゥクの乗車部分を囲い、キッチンカーとして営業を行なっています。

【鮮やかな水色が印象的なトゥクトゥク】



津田さんがTukTukCafeを始めるまで

津田さんは昨年2018年8月まで長門市の地域おこし協力隊として活動をしていました。

はじめは、イベントなどで飲食を担当することがあり、屋台があれば場所を選ばずに出店できるなあと思っていたのだそう。また自作した屋台を同市にオープンした「道の駅センザキッチン」に設置することで、活きたマーケティングができると感じ、2017年4月に初号機を製作したのだとか。

「屋台で飲食業をやるっていうのはこのあたりではあまりなかったので。誰もやっていないようなことに燃えるんです」

結局、移動が不便ということもあり、半年毎に計3号の屋台を製作(1号機サニーディ、2号機クラウディ、3号機レイニー)。

4号機となるTukTukCafeは、インドなどの東南アジアでトゥクトゥクが走っていたのを魅力に感じ、センザキッチンとの相性も良さそうだということで、採用を決定。年配の方に懐かしがられ、若者には珍しがられる。幅広い世代との交流につながっていると言います。



TukTukcafeの気になるメニューは?

TukTukcafeはアジア系ということで、タピオカとカレーの販売からスタート。4月下旬頃から世間での流行に伴って、タピオカが大人気に。今では買い占めでなかなか仕入れができない状況だと言います。

そんな状況の中、津田さんのイチオシは「ポッピングボバ」。今まさに台湾などで流行っているもので、タピオカのような見た目をしながらも、中にジュースが入ってるもの。ポッピングボバは噛むと弾けて中のジュースを楽しむことができます。

「次はこれが来るかな?と考えるのが楽しいんです」と津田さん。

今のところはイベントやケータリングで活躍中のTukTukCafe。メニューは季節や場所によって異なるとのことなのでご注意を。

【透き通るジュースが涼しげなホッピングボバ】



地域おこし協力隊でアイディアをカタチに

津田さんは、長門市のお隣・萩市で生まれ育ち、大学進学を機に北九州へ。その後、福岡県で建築関係の会社に就職し、東京へ異動しました。就職の際、建築デザインに興味があったものの、競争率の高さに断念し、現場監督の道へ。進みたい道へ進まなかったというモヤモヤした気持ちをずっと抱えていました。9年ほど現場監督として働いた後で、求人サイトで地域おこし協力隊の存在を知ったのだそう。商品開発やイベント企画など、自由度の高そうな募集要項に惹かれました。

そして着任早々、廃材アートのイベントを企画。

実は“シャボン玉おじさん”の異名を持つ津田さん。このイベントの中で、「子どもたちに向けて何かできないか?」と話を振られ、「じゃあシャボン玉やろうかな」というノリでやってみたところ、子どもたちがとても喜んでくれたこともあり、シャボン玉に目覚めたといいます。今では小道具などを作り、様々なイベントでパフォーマンスをしています。

また、観光客向けの商品開発にも着手。

長門市では道の駅オープンのほか、長門湯本への星野リゾート招致、ラグビーW杯などに伴う賑わいもあり、商品開発をすべきタイミングと判断。たまたま同級生が酒蔵を復活させようという時期だったこともあり、一緒に作ることに。そうして誕生したのが「純米大吟醸むかつく」です。

コンセプトは“長門に観光に来て、買ってもらう”地域限定系のお酒。長門市では、センザキッチン、楊貴館、宮田酒店の3箇所で購入できる他、山口県内では原田商会(湯田)、中嶋酒店(周南)などで手にすることができます。

最終的な味を決めるところは杜氏がやるものの、工程全般に関わらせてもらっていることもあり、「自分の関わった商品が世に出るのは面白いですね」と津田さん。

これらの活動を通して、前職からのモヤモヤしていた気持ちは解消されたそうです。

【定番のタピオカミルクティーは大人気】



好奇心のままに自由に働き続ける

「屋台村を作るという野望があるんです」

子どもが秘密を打ち明けるように、にやりと教えてくれた津田さん。また、現状の移動販売は天候に左右されることも多いので、拠点として店舗を構えることも考えていると言います。そんな津田さんは今年の6月末に結婚されたばかり。

「これからのライフスタイルとして、自由業を極めていきたいですね。家族の予定に僕が合わせられるようにしたいと思っています」



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tuktuk cafe

住所:山口県長門市仙崎
   ※詳細はHP等をご確認ください
電話番号:090-9563-5968
営業時間:土日10:30〜16:30 ※不定休
HP: https://tuktukcafe.business.site/
Facebook: https://www.facebook.com/tuktukcafe.nagato/
Instagram: https://www.instagram.com/tuktuk_cafe_nagato/


取材時期:2019年8月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:松田 澪衣菜
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