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2018/08/23 【山口】下関

【お出かけナビ 2018年夏】角島ジェラートで山口を味わおう!

by 編集部:ちゃちゃ
福岡県北九州市生まれ。 普段はごろごろ大好きインドア派。 美味しそうなもの、綺麗なお花、のんびりできそうな温泉、その他わくわくしそうなことを見つけると急遽アクテ…

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山口県の味をジェラートで表現

口に入れた途端、すーっと溶けて、幸せな気分にさせてくれる。
山口県の素材を使い、山口県の魅力を味覚で伝える、そんなジェラートショップをご紹介いたします。


笑顔が集まる場所「ポポロ」

今年の5月にオープンしたてのお店、「角島ジェラートポポロ」。
下関方面から、角島大橋を渡らずに、車で5分ほど北に進んだところにあります。


角島ジェラートポポロの代表者、秋枝美香さんにお話を伺いました。
ポポロの始まりは、秋枝さんのお父様が、映画「ローマの休日」を見て、「日本でもジェラートを広めたい!」と思ったことがきっかけ。イタリアの地図を広げて、「ポポロ広場」という名前を見つけた途端、人が集まる様子が目に浮かんだそうです。ジェラートを食べながら笑顔が集まる場所にしたい、そんな想いから「ポポロ」というお店が生まれました。

想いの詰まったジェラート

「ジェラートで、地域のよさを表現し、案内できれば」と笑顔で話す秋枝さんのジェラートには地域の魅力が溢れています。

ジェラートのベースは秋田県の牧場から直送されるジャージー牛乳。風味と栄養価をできる限り残すために、低温殺菌にこだわったものを使用。そのベースに素材を合わせていくのですが、山口県の素材が見事にマッチしています。


まず、一番気になったフレーバー、「江原さんちの柚味噌」です。
味噌?と思うかもしれませんが、これがかなり合います。柚子が所々に感じられ、味噌のコクがミルクのコクとあいまって、まろやかで深い味わいです。ちなみに江原さんというのは、秋枝さんのお隣さん。秋枝さんがある時、道の駅で柚味噌を購入。その製造者が偶然、お隣の江原さんだったそうです。その江原さんが愛情を込めて作る柚味噌とジェラートがコラボしたものです。

次は、大人の味の「ジェラー酒(しゅ)」。
ご存知の通り、山口県はお酒の有名な場所でもあります。下関酒造の最高金賞受賞の純米大吟醸の酒粕とジェラートがコラボレーション。これがまた、とても風味がよく、味わい深いものとなっています。大吟醸のすっきりとした香りがミルクに包まれて、とても優しい味です。


その他、山口県の素材を使ったフレーバーが色々とあります。地産地消にこだわる秋枝さん、その土地のものをその土地で味わうということを大事にしています。山口県の方はもちろん、県外から来られた方は山口県の味をここで味わうことができます。


宮城県から山口県へ移住
震災で気づいたジェラートの力


もともと「ポポロ」は、秋枝さんのお父様が宮城県松島ではじめたお店です。18年間地元の方々に愛されてきたお店がなぜ今山口県にあるのか。それは2011年の東日本大震災の影響です。


宮城県松島でのポポロの看板です。

大震災によるお店の被害は、幸いにも機材にとどまり、建物まではおよばなかったそうです。宮城県でもポポロの店長をされていた秋枝さんは、震災の傷跡が深く残る中、ジェラートを販売して良いものか、かなり悩んだそうです。でも「復興はできるところからしないと始まらない」、お客様のその言葉から、ジェラート作りを再開。

その中で、自分たちよりも大きな被害を受けたお客様がジェラートを食べに来てくださり、「がんばってね」と励まし、ジェラート作りを応援してくれたそうです。ジェラートは人を笑顔にすることができる、ジェラートは暮らしの中のエッセンスであるとその時気づいたそうです。秋枝さんのジェラートへの想いはさらに強いものになりました。


そんな想いを抱いていた中、復興に向けてのお店の立ち退き、秋枝さんのお父様の他界、宮城県内での場所探しの難航、色々なことが重なり、ご主人の実家である山口県への移住を決心されたそうです。

「おかげさま」

山口県に移住し、やっぱりお店を再開させたい、ジェラートを作りたいとの強い想いと、周りの方々の応援のおかげで「角島ジェラートポポロ」がオープンしました。


秋枝さんはお店を再開する道のりの中で、色々な人と出会い、山口県の人の温かさを感じたとおっしゃっています。ご家族の理解、周りの方々のご支援のおかげでオープンすることができたんです、と話してくれました。


「ジェラートにうちでできた夏みかんはどう?」「うちで作ったベリーは?」と、周りの方々が素材を持って来てくれるそうです。秋枝さんはその思いに対する感謝の気持ちを、ジェラートにしてお返しする、そんな素敵なお話も聞くことができました。「山口県に来て本当によかった。自分も成長することができました」と話されていました。

「角島ジェラートポポロ」は、今年の5月に新たな一歩を歩みだしたばかりですが、最初の目標としては、まず人が集まるお店にすることだそうです。


今回取材する中で、ジェラートへの強い想いと、秋枝さんご夫妻の心の温かさが何よりも伝わってきました。どんな素材がジェラートに合うのか、仲良くお話しされている姿が特に印象に残っています。そんな秋枝さんご夫妻が作るジェラート、ぜひ一度食べに行かれてみてください。

とにかく優しさが伝わってくる味です。



取材:2018年8月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:編集部:ちゃちゃ
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Spot Information

角島ジェラートポポロ

住所 山口県下関市豊北町大字神田3873
TEL 083-786-0051
営業時間 10:00~18:00
定休日 木曜
URL http://g-poporo.com

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