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2018/09/21 【山口】長門

【プチドラ】吸い込まれそうな空と海、そして人と人とのつながり。長門海沿いドライブ

by 編集部:タンタン
ドライブ、温泉、さまぁ〜ずが好きな山口市育ち。道を極める職人の方のお話に興味津々。趣味の革細工も、いつか道を極めたいと奮闘中。 休日は、車で山口・広島・九州を巡…

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日本海に浮かぶ島々と青い空に浮かぶ雲、緑の間を吹き抜ける風。高台から臨むと真っ青な空と広い海は雄大で時間を忘れてずっとここにいたくなってしまいます。
ここは山口県長門市にある千畳敷。今回は、ここをスタートに長門海沿いドライブを楽しんできました。

千畳敷の景色を存分に堪能したところで、さっそくお昼ご飯をいただきましょう。

仲良しご夫婦が営む食堂・カフェ「ソレイネ」

千畳敷から車で約10分ほどの長門古市駅のそば、住宅街にたたずむおしゃれな建物。大村哲夫さん・真由美さん夫婦が営む食堂・カフェ「ソレイネ」です。

ソレイネのオープンは2012年7月。お二人は長門市出身ですが、2011年2月まで千葉県にお住まいでした。真由美さんのお母様の介護やご主人の定年退職、3人のお子さんの独立を機にUターンを決意。「地域の皆さんと触れ合える場所を作りたい」との思いから、以前真由美さんのお母様が営んでいた呉服店を改装し、「ソレイネ」を開店させたそうです。

「ソレイネ」という名前の由来を尋ねると、「友達とか近所の方と集まると、みんな『それいね(山口県の方言で“そうなのよ”の意味)』『それいね』って言ってるから、店の名前も分かりやすく『ソレイネ』にしちゃおうということで決めました」とご夫婦で当時の様子を笑い合いながら教えてくださいました。

地元の食材をふんだんに使った日替わりランチメニューを楽しむことができる「ソレイネ」 は、常連のお客さんや観光客などに人気です。
「地元の美味しい野菜を使って、旬のものを提供するんですよ。今朝は美味しそうなナスが入ったからランチに使おうというふうに決めたりします」と真由美さん。
今年7月に6周年を迎えたソレイネ。素敵な内装は、東京で建築の仕事に携わる息子さんが手掛けたものです。カウンターの横の壁は黒板になっていて、お客さんからの「おいしかった」や「また来るね」など大村さんご夫婦に当てられたメッセージであふれていました。

お昼ご飯としていただいたのは、日替わりランチ(800円)。この日は、鶏肉の照り焼きをメインに、おからのサラダやシシャモの南蛮漬けなど、栄養バランスもばっちりで、ここで暮らしたいくらい。やさしい味に身体も心も癒されました。

食後には、人気のコーヒーゼリー(400円)もいただきました。コーヒーゼリーも真由美さんのお手製です。

コーヒーのほろ苦さが濃厚なソフトクリームの甘さとマッチして、ぺろりと完食しました。

 

お腹も満たされたところで、ドライブ再開。この辺りは、海と棚田のコントラストも目を見張る美しさです。

地元の守り神、「立石観音」

海沿いを目指して走っていくと、大きな岩が見えました。「立石観音」というそうです。高さ41メートルの沖の島、20メートルの地の島の二つの岩峰がそびえ立っています。地元の漁師の方々の守り神として崇拝されているとのこと。二つの岩の力強さが、海の青に映えますね。

 

みんなの手で夢を叶えたカフェ「bliss point」

その立石観音のすぐそばに、本日2軒目のカフェを発見。「海のそばのカフェbliss point」です。

2016年6月にオープンした「bliss point」。北九州市の小倉に住むオーナーの遠矢美和さんが、ここ長門でカフェを営んでいるのには理由がありました。

学生時代からの親友に重い病が判明。その親友はカフェを開くのが夢でした。その夢を叶えるため、すぐに色々な物件の候補先を探し回った結果、海が見えて自然が満ちた長門にある古民家に出会い、ここでカフェを開くことを決めたそうです。

『bliss point』は、古民家を改装してカフェにしています。「長門の近隣の人々や学生時代の友人、地元の仲間など、周りにいる人みんなで、内側の壁を塗ったり、床のタイルを貼ったり、家具を譲ってもらったり、みんなの手で作り上げてきたんです。」と笑顔で語る遠矢さん。

遠矢さんの親友は、残念ながらカフェのオープンを目前に他界されたということですが、遠矢さんのお話からは、親友に対する深い友情と「bliss point」への愛情を感じました。

 

「近所にある駐在所の駐在さんや郵便局長さんが、観光客の方たちを案内してきてくれたり、近所の方が畑でとれた野菜をもってきてくれたり、お茶をしに来てくれたり、小学生も遊びに来てくれるんですよ。」と嬉しそうに教えてくださいました。

観光の人々と近所の人々の憩いの場となっている「bliss point」。私も、たまたま遊びに来ていた近所の小学生と相席でお話しながら、一番のおすすめのチーズケーキ(400円)をいただきました。スイーツのメニューも、プロ級の腕前を持つお菓子作りの得意な友人が考案してくれたものだそうです。

濃厚なチーズの味がありながらも、スッキリとした後味。クリーミーで美味しくて、いくらでも食べられそうです。愛情と友情がたくさんこもった手作りケーキの味に、胸も心もいっぱいに。

「bliss point」は、「夏休みにおばあちゃんちに遊びに来たら、近所の人たちも集まっていた」、なんてそんな懐かしい気持ちになれる、みんなのカフェでした。

今回の長門海沿いドライブは、長門の見事な景色だけでなく、人と人との温かいつながりに出会うことができました。皆さんもぜひ天気の良い日に出かけてみてくださいね。

取材:2018年8月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:編集部:タンタン
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Spot Information

千畳敷

住所 山口県長門市日置中1138−1

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