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2018/10/17 【北九州】北九州

【オトナ女子旅】門司周辺の“とっておきの店”を巡る、ご褒美ドライブ

10月に入り、気候も随分と過ごしやすくなりました。食欲の秋、そして行楽の秋の到来です!今回は、そんな季節にぴったりのドライブコースをご紹介。

エリアは北九州の門司周辺。門司といえば門司港レトロ地区が観光地として有名ですが、門司駅の周辺や、少し足をのばした小倉南区にも知る人ぞ知る名店がいっぱいなんです。

暮らしにちょうどいい雑貨の店「ツクリテ」

まず訪れたのは、門司駅近くの商店街の片隅にある雑貨店「ツクリテ」です。賑やかな通り沿いに置かれたこの控えめな看板が、奥に素敵な店があることを予感させます。


「ツクリテ」がオープンしたのは2015年のこと。店主の尾倉寛子さんがセレクトした、食卓にそっと彩りを添える器や、心地よい暮らしに寄り添う道具が並んでいます。

陶器や竹かご製品などの器ものからバッグや靴下などの服飾品、こだわりの焼き菓子までさまざま。どれも派手な主張はないものの、店名の通り“ツクリテ”の温もりや気配が感じられる実直なモノばかりです。ちょっとセンスのいい贈り物をしたいとき、ここに来ればきっと見つかりそう。


奥は香川の人気コーヒー店「プシプシーナ珈琲」のコーヒーや、ケーキなどが味わえる喫茶コーナーです。


埼玉県で作陶を行う、かとうようこさんの器や、福岡県久留米の人気陶芸家・馬場勝文さんの器も並びます。どちらも使いやすいシンプルな形で、やさしい色合いの釉薬(ゆうやく)が特徴です。

下は福岡県田川郡に窯を構える「耕窯(こうがま)」の器。土の素朴さを感じる質感で、料理がとても映えると評判です。


「Suno&Morrison<スノアンドモリソン>」のトートバッグは“ガラ紡”という織りムラや糸ムラのある生地に温かみを感じます。全国的に人気のブランド「TEJIKA」のトートバッグもありました。これを常設で取り扱っているのは、「ツクリテ」を含めて全国でも2店舗のみなんだとか。


店内では不定期で写真などのワークショップも行っているそうです。

ツクリテ
住所:北九州市門司区柳町2−6−29 101号
TEL:093-342-9251
URL:https://www.tsukurite.info

関門海峡を見下ろす「東の丘」で絶品オムライス

お腹も空いてきたところで、絶景&絶品とウワサの「リストランテ東の丘」へ。

「ツクリテ」からは車で10分ほど。店は関門海峡を見下ろす矢筈山(やはずやま)の中腹にあり、大きな窓からは門司&下関の街並みや海峡を横切る船々がまるで絵画のように見えます。


正面には先日取材で上陸した巌流島の姿がはっきり。目を凝らすと、島の右側に宮本武蔵と佐々木小次郎の像も小さく見えます。昼間の景色も絶景ですが、海が黄金色に輝く夕暮れ時も素晴らしい光景だそうです。


オーナーのムッシュ中野さんはフランス料理出身。メニューはハイカラな街・門司らしく煮込みハンバーグやチキンソテー、ドリアなどが中心で、定番の洋食をフレンチの技を使って丁寧に作っているのだとか。

この日は、人気のランチ「オムライスセット(1280円)」をいただきました。チキンライスの上に端正なオムレツがのっていて見るからにおいしそう!トマトをたっぷりと使ったデミソースがとても濃厚です。


ドキドキしながらオムライスにナイフを入れると…。


半熟の卵がトローンと溢れ出てきました。卵と生クリームのまろやかなコクも相まって、チキンライスやデミソースとの相性も抜群です。

オムライスのほかにも、熱した器で海鮮ご飯のおこげを作り、そこに和風仕立てのあんをかけて、立ち上る湯気やおこげまで楽しむ、おこげ懐石(2980円・2名より)も人気だとか。

リストランテ 東の丘
住所:北九州市門司区矢筈町10−14
TEL:093-372-0553
URL:https://higashinooka.com

かわいくてモダンな和菓子「菓匠きくたろう」

お腹も満たされたところで、今回のドライブのちょっとしたお土産を探しに行きたいと思います。「東の丘」からは車で40分ほどの小倉南区にある「菓匠きくたろう」へ。


創業は、戦後間もない1950年。菓子の卸売やかりんとうの製造からはじまったのだそう。その後、時代の流れの中でかりんとうは販売を中止。しかし多くのお客さんから復刻の声が集まり、創業から60余年を経て、地元の食材を大切にした、地域に根ざした菓子店として「菓匠きくたろう」をオープンさせました。


店はお菓子を販売する菓舗とカフェスペースに分かれており、菓舗は黒を基調としたスタイリッシュな空間です。

創業当時に販売していた「小柳かりんとう」という、シンプルで飽きのこない味をはじめ、明太子味や藻塩梅といった変わり種も含め約15種類と豊富です。


人気は9種類の異なる味のあんこ玉を詰め合わせた「あんこの雫(1,000円)」。抹茶やフランボワーズ、柚子やピスタチオなどさまざまな素材の味と香りが口の中に広がります。見た目も宝石箱のようで華やかです。


カフェは菓舗とは一転して明るく開放的な空間。自家焙煎の豆で淹れたコーヒーと和スイーツや、野菜たっぷりのランチなどが楽しめます。


さまざまな和菓子が盛られた「きくたろうプレート(850円)」をいただきます。かりんとうや、先ほどのあんこの雫が2種類、抹茶ロールや本わらび餅など人気の味がひと皿に。一緒に頼んだほうじ茶(300円、和菓子とセットだと100円引き)との相性もよく、至福のティータイムを過ごすことができました。

菓匠きくたろう 本店
住所:北九州市小倉南区上曽根新町11−11
TEL:093-474-6006
URL:https://www.kikutaro.net

お酒好きの聖地「田村本店」へ

再び車で40分ほどかけて門司駅周辺に戻り、今回の旅の最終目的地へ。「北九州に田村本店あり」と酒好きの間ではよく知られた名物店です。


切り盛りするのは4代目店主の田村洋文さん。人気の秘密は「お客さんがおいしい酒と出会える場所にしたい」という熱量と、その接客姿勢です。


店内には試飲のためのカウンターがあり、日本酒や焼酎を中心に100種類以上の銘柄を試飲することができます。そこで気に入ったお酒に出会うもよし。もし「もう少しフルーティーで華やかな日本酒が欲しい」というのであれば、その希望にあったお酒をセレクトしてくれるので、自分の好みにぴったりの一本を買うことができます。まるでお酒のコンシェルジュ。


この日の試飲も季節のひやおろしなどおいしそうなものばかり。ドライバーなので飲めないことを残念に思っていると、「車で来た方には、自宅で飲んでもらえるように小瓶に詰めてお渡ししていますよ」と田村さん。何とも粋でうれしいサービスです。


子連れの方にもゆっくりお酒を選んでもらいたいと、キッズスペースも設けられています。


田村さんはお酒を販売するだけでなく、門司区内の休耕田を利用して米を作り、それを酒蔵で醸して日本酒や甘酒として製造・販売する取り組みも行っています。そうした取り組みの中で生まれた日本酒が「猿喰(さるはみ)」です。


プレゼント選びに訪れる人も多いそうで、何と包装紙は50種類以上の中から選べます。スタッフの方の手描きのイラスト付きメッセージカードもあるというから、細かやかな心遣いに驚かされます。自分好みのお酒がなかなか見つからない、大切な人が喜んでくれるお酒をプレゼントしたい。そんなとき、きっと力になってくれる酒販店だと思います。

田村本店
住所:北九州市門司区大里本町2-2-11
TEL:093-381-1496

今回のドライブは、門司周辺の隠れた名店を訪ねてみました。山口からも福岡からも近く、思い立った日にふらりと回れる、気軽なコースです。みなさんも今度の休日にお出かけしてみてください。

取材時期:2018年10月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

 

 

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