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2018/11/24 【広島】広島

アートを訪ねて町歩き!広島の下町【横川】おすすめスポット巡り

by 甲斐寛子
愛媛県出身。大学進学を機に広島へ。卒業後いったんは地元で就職するも、あまりに広島が好きすぎて再移住。好きな食べ物は焼き立てのパン。現在は広島のパン屋さんで働きつ…

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広島駅から電車で5分のところにある、西区横川町。バス・JR・市内電車をつなぐJR横川駅は、中国地方の全駅(JR)の中でも第4位の乗降者数を誇る交通の要所です。

毎日たくさんの通勤・通学客が行き交う横川ですが、一本奥の通りに入るとその景色は一変。商店や居酒屋が軒を連ねる、昭和レトロな町並みが広がっています。

約半世紀の歴史を持つミニシアター『横川シネマ』、シェアアトリエ『横川創荘』やレンタルアートギャラリーなどもあり、文化的な活動や発表が盛んに行われている地域でもあります。



町全体を舞台にしたアートイベント『横川商店街劇場』

市内中心部や主要な観光地とはまた違った良さのある、広島の下町。そんな横川には個性豊かなお店がたくさんあり、町全体を舞台にした様々なイベントが年に何本も開催されています。

今回は、アート作品の展示や制作ワークショップなどが楽しめる『横川商店街劇場』(開催期間:9/22〜9/30)に参加してきました。昔ながらの商店や古本カフェ、人気の立ち呑み屋さんなど、様々な場所が会場になっています。町のあちこちに飾られた作品を訪ね歩き、そこで見つけた素敵なお店をご紹介します。



気軽に芸術に触れられる町のギャラリー『横川創苑』

まず最初に訪れたのは、レンタルアートギャラリー『横川創苑』です。展示されていたのは横川の風景画。「みんなでアーティスト」という毎年恒例の企画で、芸術を生業とするアーティストだけでなく、商店街の方々や地域の方々によって描かれた作品です。ロケ地は全て実在の場所。これからの町歩きがより楽しみになりました。

横川創苑は、横川カルチャーの発信拠点として2014年にオープンしました。駅から徒歩5分と近く、ふらりと立ち寄って気軽に芸術に触れることができます。イラストレーターのおりでちせさんや清掃員で詩画人のガタロさんなど、主に広島にゆかりの深いアーティストの作品展が開催されています。

(基本情報)
横川創苑
住所:広島県広島市西区横川町3-11-12
営業時間:11:00-19:00
定休日:水曜日 ※貸し出し期間外は不定休の場合があります。
公式サイト:http://souensouso.com/



ハッとするおいしさ!立ち呑み居酒屋『ナイス☆ユカリ』

次に向かったのは、横川創苑の斜め向かいにある立ち呑み居酒屋、『ナイス☆ユカリ』。平日でも毎日満席になるほどの人気店です。

ナイス☆ユカリの人気の秘密は、何と言ってもおばんざい。和洋折衷の様々なエッセンスが入った創作料理が本当においしく、特にそのスパイス使いにはハッとさせられます。

展示作品は2階にあるとのこと。作品のタイトルはその名も「横川日記『どうぞお二階へ』」。シェアアトリエ『横川創荘』の版画家、向井陽子さんの作品です。

横川で撮影した写真を銅板に転写して版とし、紙に刷り上げた作品。壁やふすまも作品の一部として、向井さん自らが塗ったのだそうです。このお部屋が今後どのように活用されるのかも楽しみです。

(基本情報)
ナイス☆ユカリ
住所:広島県広島市横川町2-5-21
営業時間:12:00-23:00
定休日:月曜日・第二火曜日
(不定休の場合があります。公式Facebookをご確認ください)
公式Facebook:https://www.facebook.com/ナイスユカリ-167710540235484/



掘り出し物いっぱいの穴場スポット『竹田衣料品店』

次に訪れたのは、『竹田衣料品店』。服やバッグその他布製品を扱う、昔ながらの衣料品店です。

こちらに展示されていたのは広本理絵さんの『鼓動』という作品。「感情を持たない無機質な物質にアートで命を吹き込むことができるか」というテーマのもと、店内の柱やエアコンなどに作品が貼りつけられていました。

竹田衣料品店は、お店の奥行きと驚きの品数が特徴です。行けば必ず掘り出し物が見つかる、横川の穴場スポット。筆者もついうっかりワンピースやジャケット、ブラウスを購入し、宝探しのようにショッピングを楽しみました。

(基本情報)
竹田衣料品店
住所:広島県広島市西区横川町2-4-20
営業時間:9:00-18:00
定休日:水曜日
TEL:082-231-1300



バーカウンターのある古本屋さん『本と自由』

最後に向かったのは『本と自由』という名前の古本屋さんです。店内には雑誌や小説、詩集のほか、映画や写真、芸術に関わる本など実に様々な古本が並んでいます。

展示作品は釘宮麻由子さんの『水平線』という立体作品。瀬戸内海をイメージしてカーテンのように和紙を重ねたもので、「色のグラデーションが時間の流れを表しています」と店主の青山さんが教えてくれました。

店内にはバーカウンターがあり、お酒やコーヒーを飲みながら青山さんとの会話を楽しんだり、購入した本を読んだりすることができます。

(基本情報)
本と自由
住所:広島県広島市西区横川町3-4-14
営業時間:14:00-23:00
定休日:月曜日
(不定休の場合があります。公式Facebookをご確認ください)
公式Facebook:https://www.facebook.com/本と自由-644060932287015/


展示作品を訪ねて様々なお店に立ち寄らせていただき、横川には個性豊かなお店がたくさんあると感じました。

今回参加した横川商店街劇場の他にも、横川バレンタインや横川ゾンビナイト、ガワフェス、立ち呑みん祭など、一年を通じて様々なイベントが催されています。

みなさまもぜひ気になるイベントをきっかけに、横川エリアの個性豊かなお店に足を踏み入れてみてください。


​​​​​​取材時期:2018年10月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:甲斐寛子
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