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2018/12/05 【広島】宮島

旅をのんびり楽しめる大人の路地裏さんぽ~宮島・町家通りおすすめスポット3選

by 甲斐寛子
愛媛県出身。大学進学を機に広島へ。卒業後いったんは地元で就職するも、あまりに広島が好きすぎて再移住。好きな食べ物は焼き立てのパン。現在は広島のパン屋さんで働きつ…

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年間400万人もの人が訪れる人気観光地・宮島。厳島神社へと続く海岸通りや表参道商店街は、毎日たくさんの人でにぎわっています。

そんな商店街からさらに一本山側に入ると、

表のにぎやかさが嘘のような、情緒あふれる静かな町並みが広がっています。

通称『町家通り』。宮島のかつてのメイン通りであり、現在は島民の生活道路になっています。

今回は、そんな町家通りにあるレトロモダンな酒屋さんとかわいいお土産が買える文房具屋さん、そして旅の小休憩にぴったりな喫茶店の3軒をご紹介します。

 

広島の地酒と酒器のお店『酒と器 久保田』

まず向かったのは『酒と器 久保田』。創業120年以上の老舗の酒屋さんです。

店内には広島・宮島の地酒がところ狭しと並んでいます。お土産や贈り物にしやすい小さめのお酒が、豊富に取り揃えられていました。

宮島の霊山の名称である『弥山(みせん)』という名前の日本酒や、手に入りにくい希少な地酒、宮島の鳥居のマークが入った久保田オリジナルのお酒もありました。

中央にあるテーブルは、酒造りに使われていた樽をそのままの大きさで利用したもの。他にも様々な場所で樽の木材が再利用されており、店内は酒蔵のようにふくよかな香りと雰囲気に包まれています。

お酒と併せて様々な酒器があるのも魅力の一つ。「酒器を選ぶことでいつもの一杯が特別な一杯になる」というお店からの提案です。

こんなものも発見しました。お酒の瓶をモチーフにした、同じ形のものが2つとない手づくりの箸置き。みやじまガラス工房Fizz Glassとのコラボ商品です。

お酒のラインナップや雑貨について、「せっかく宮島に来てくださった方に、ここでしか買えないものを提供したい」という強い想いを持つ久保田さん。

またこのような雑貨を置くことで、「複数人で立ち寄られた際、お酒を飲まない方にもこの時間を楽しんでいただけたら」とお話されていました。

(基本情報)

酒と器 久保田
住所:広島県廿日市市宮島町481
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜
HP:http://www.saketoutsuwa-kubota.com/

 

宮島みやげが買える昔ながらの文具店『佐々木文具店』

続いて立ち寄ったのは、ノスタルジックな外観が愛らしい『佐々木文具店』です。

創業約70年、元々は文房具やご祝儀袋などを扱う町の文具店でしたが、今は文房具だけでなく多くのみやげ雑貨を取り扱っています。

お店のイチオシはこちら。茶葉と一緒に輪切りのドライレモンが入った紅茶と、広島のセンナリという老舗のお酢屋さんが作ったドレッシングです。

昔ながらの文具店ならではのおみやげもありました。これは『幸紙(さいわいがみ)』といって、神棚や台所に貼る厄除けの紙です。幸紙は宮島独自の風習で、各家庭で今も使われているのだそうです。

佐々木文具店には古くから伝わる幸紙の版木があり、お店で刷ったものを厳島神社でお祓いして店頭に並べています。

(基本情報)

佐々木文具店
住所:広島県廿日市市宮島町527-3
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
TEL:0829-44-0273

 

宮島の暮らしを肌で感じられる喫茶店『町かど』

最後に訪れたのは、コーヒーの看板が目印の喫茶『町かど』。地域の方々に愛されている人気店で、宮島の暮らしを肌で感じることができます。

お店に入るとまず目に飛び込んでくるのは、江戸時代後期の立派な水屋。宮島生まれ・宮島育ちのマスターのご自宅にあったものだそうで、町家通りらしい歴史を感じます。

テーブルには、木目が美しい無垢なけやきの一枚板を使用しています。コーヒーは『町かどブレンド』(500円)。注文ごとにサイフォンで淹れてもらえます。

人気商品は町かど特製カレー(700円)。初めはとてもまろやかでやさしい口当たりなのですが、後からピリピリと辛みが追いかけてくる本格派です。

取材時には地元の方はもちろん、板前さんや職人さん、厳島神社の神官さんなど、島内で働かれている方々が次々と来られて驚きました。

地域の方に愛される喫茶店で様々なお話をお伺いし、宮島の暮らしを肌で感じることができました。

(基本情報)

町かど
住所:広島県廿日市市宮島町534
営業時間:9:00~19:00
定休日:火曜(不定休)
TEL:080-1904-8732

 

(おすすめ情報)

散策に必携!本当に便利なかわら版『宮島 町家通り通信』

町家通りを散策する時に大きな助けとなったのが、『宮島 町家通り通信』です。

宮島町家通り通信は、冒頭でご紹介した久保田さんとそのお向かいにある『ぎゃらりぃ宮郷』さんが季刊しているフリーペーパー。町家通りに関する旬の情報のほか、なんと全店舗の定休日・営業時間が1枚にまとまったすぐれものです。

色は新聞のようですが強く丈夫な紙で作られており、長時間持ち歩いてもへこたれません。

宮島フェリー乗り場の観光案内所をはじめ、町家通りの各店舗にて配布されています。ぜひご活用ください。

「宮島 町家通り通信」公式Facebook:https://www.facebook.com/miyajimamachiyadori/

取材・文:甲斐寛子
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