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2018/12/21 【山口】萩

いい油はなぜ高いのか?希少な萩産「ごま油」を作る「胡麻衛門」で納得[PR]

by 石田 洋子
神奈川県鎌倉市出身。東京都内のIT企業に15年間勤務した後、自然豊かな田舎で子育てしたくて2017年に萩市へお引っ越し。仲間たちとリトルプレス『つぎはぎ』を作っ…

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油というと「体によくない」というイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、油は体に必要なものであり、いい油を上手にとることは、美容や健康にとても大切だと言われています。

油の値段って、かなりの差がありますよね。いい油はなぜ高いのでしょうか?その真相を確かめるため萩にあるごま油専門店「胡麻衛門」におじゃましました。

会社の外壁に設置された「ごま油」の文字が目と興味を惹きます。今回は、社長の杉山芳文さんにお話を伺いました。

杉山さんが胡麻衛門をオープンしたのは2014年4月のこと。萩の離島、大島でごまが栽培されていることを知ったのがきっかけでした。大島のごまを仕入れて、萩にあるメーカー「サン精機」で絞ってもらったところ、萩産のごまからできるごま油が、まろやかで、大変おいしかったのだそう。ごまの国内自給率は1%にも満たず、流通している99%以上が外国産のごま。にもかかわらず、萩にはこんなにおいしいごまがあることに衝撃を受けたという杉山さん。そこから胡麻衛門の構想がスタートしました。

萩のごまを使って作られた胡麻衛門の「ごま油」は1本(100ml)3,000円。決して、安くないこの油ですが、あっという間に完売してしまいます。まさに、幻の一品です。

トルコやアフリカから仕入れたごまのごま油は、1,000円〜1,200円と少しリーズナブル。こちらも昔ながらの製法で作られた定番商品です。

油の製法には、いくつか方法があります。1つは昔ながらの圧搾法。原料に圧力を加えて油分をしぼりだすやり方です。胡麻衛門の油は、この方法で作られています。もう1つは抽出法というやり方。原料に溶剤をかけて、油分を溶剤に移行させ、油脂のとけた溶剤を蒸留装置で溶剤と油にわけて取り出す方法です。抽出法のほうが、効率よく大量に作れるため、一般的に大量生産されている油はこの方法が採用されています。その結果、かかる手間と時間が違うため圧搾法と抽出法の油には価格に差が出てきます。
そんな前知識を教えていただき、今回特別にごま油の製造現場を見学させていただきました。

 

胡麻衛門のごま油ができるまで

こちらが焙煎したごまに圧力をかける装置。圧力をかけると、時間をかけて、少しずつ油がしぼりだされます。

そしてこちらで、不純物を取り除くためろ過します。一滴一滴丁寧に抽出されたごま油は、すべて手作業で瓶詰めされます。

一切加熱することなく作られているため、ビタミンやミネラルが壊れることなく、栄養豊富な状態です。油を作るには3週間近くかかり、できる量も大量にというわけにはいきません。お値段が高くなるのも納得です。

ごまには、肝臓で抗酸化作用を発揮する成分「ゴマグリナン」が含まれており、この成分によって代謝が促進され、美肌効果、アンチエイジング効果があると言われています。そのおかげかスタッフの女性たちのお肌もツヤツヤ。

しぼりたての油を少し味見させてもらいました。
一口いただくと、その油のさわやかなこと。この油、飲めます!

白ごまと金ごまでも、味にかなり違いがあり、白ごまはさわやかフルーティー、金ごまはとても濃厚な味わいでした。胡麻衛門のごま油は、ドレッシングやお料理の風味付けとして楽しむのがおすすめです。
圧搾法で油をしぼった残りのごまは、ごはんが何杯でもすすむ「ふりかけ」やいろいろな料理にふりかけて食べられる「ごまから」となり、余すところなく活用して、捨てるところがありません。

 

冬のギフトセットもあります

ふりかけは地元の方に人気で「胡麻衛門のふりかけ」(税込378円)と「胡麻衛門のふりかけ(のどぐろ入り)」(税込410円)の2種類があります。ふりかけなら、手軽においしくごまをいただけますね。
そして、冒頭の写真で、杉山さんが手にしているのは、「辛ごま油」。こちらは、2018年「CREA」の「贈り物バイブル。」に全国各地のえりすぐりのモノの1つに選ばれ掲載されています。ごま油に萩産ニンニクとトウガラシがプラスされています。

 http://crea.bunshun.jp/articles/-/21126

そんな「辛ごま油」や「ふりかけ(のどぐろ入り)」、ごま油のコクを存分に楽しめる「金ごま油」の入ったギフトセット(3,000円)がこちら。

【3,000円セット】

また、2018年11月にリニューアルして断然おいしくなったとスタッフが太鼓判をおすのがごまのドレッシング「ごまポン」。ドレッシングといっても、サラダだけでなく、鍋料理のおともにしても、お肉につけても、どんな料理に使ってもおいしくいただける万能調味料です。

そして、「ごまから」はとくに高齢の方に人気の商品です。税込216円とお手頃価格なうえに、すりごまのような状態になっているから、消化に良さそうですね。

そんな「ごまポン」「ごまから」が入ったギフトセットがこちら。

【5000円セット】

胡麻衛門では、ごま油だけでなく、萩の椿で椿油も作っています。椿は萩市の「市の花」。椿の群生林があり、椿がたくさんある萩ならではの商品です。食用の椿油ですが、お肌や髪に塗ってもよいそうで、こちらも大変人気があるそうですよ。椿油の入った冬のギフトセット10,000円は、胡麻衛門の商品を味わい尽くせそうです。

健康や美容に関心の高いあの人への冬の贈り物としても、自分へのご褒美としても、胡麻衛門のギフトセットはぴったり。いい油を食べて塗って、乾燥の季節を元気に乗り切りたいですね。

【10,000円セット】

 

萩のごま畑 

現在の課題は、山口県でごま栽培の担い手が足りないこと。
あっという間に売り切れてしまう萩産のごま。胡麻衛門では、栽培をしてくれる農家さんを募集中です。
こちらが、萩の若手農家さんが作っているごま畑。

収穫後は、こんな感じになるそうです。

輸入されたごまも大変おいしいのですが、やはり、地元、萩の土からとれたごまの味は格別。「このごまを多くの方に味わってもらいたい」と杉山さん。これから一層、萩をはじめ、山口県や日本各地でごま栽培の担い手が増えますように!

​​​​​​取材時期:2018年12月
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。
最新の情報は直接各スポットへお問い合わせください。
また、本記事に記載されている写真や本文の無断転載・無断使用を禁止いたします。

取材・文:石田 洋子
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Spot Information

胡麻衛門

住所 山口県萩市大字吉田町22
TEL 0838-21-7410
URL http://gomaemon.jp

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